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高齢者・障害者に関する委員会

高齢者・障害者委員会の活動

  1. 我が国が高齢社会となるのに伴い、成年後見制度や介護保険制度がスタートし、また、障害者基本法が改正されたり障害者自立支援法が制定されるなどして、2000年以降、高齢者や障害者に関する法制度は大きく変化してきています。
  2. このような変化に応じて、弁護士が、高齢者や障害のある方からのご相談をお受けする機会も増えてきました。高齢者や障害のある方が地域社会の一員として生活するにあたって直面する問題は、それが生活全般の問題であることから多岐にわたります。それだからこそ、当委員会では、我々弁護士に期待される役割は大きいと考えて、高齢者や障害のある方々が抱える問題に気概をもって取り組んでいきたいと考えています。

    そこで、当委員会では、成年後見制度を中心とする様々な法制度について研修会を開催して研鑽に励んでいます。そして、昨今、高齢者や障害のある方に対する虐待や差別的取扱いが問題とされることがありますが、そのような問題にも、各種団体と連携してその解消に取り組んでいます。

    また、当委員会では、弁護士のことをより身近に感じて頂くために、遺言や相続といった問題について年に数回、無料相談会を開催してきましたが、平成23年からは、高齢者や障害のある方を対象とした出張相談を始め、さらに、電話相談についても取り組んでいきたいと考えています。
  3. 当委員会では、このような取組みを通じて、高齢者や障害のある方が地域社会の一員として普通に生活していくことができるよう共に歩んでいく必要があると考えています。