２０２２年（令和４年）８月１８日、当会に所属する平田秀規会員（以下「平田会員」といいます。）が遺産相続の代理人として管理していた口座から約５０００万円を着服した業務上横領の公訴事実について起訴されました。
　公訴事実の真偽については、今後の裁判の進捗を待つことになりますが、業務上の預り金を横領することは、市民の権利を擁護すべき弁護士としてあるまじきことであって、弁護士に対する信頼を著しく損なう重大な問題として極めて遺憾です。
　当会は、これまでも会員の不祥事防止に向けて様々な努力を重ねて来たところですが、改めて平田会員に関する一連の事件を厳粛に受け止め、これまで以上に、会員の弁護士としての責任感と倫理意識を一層高めるとともに、綱紀を保持し、弁護士の社会的信用を損なうことのないよう努めてまいります