２０２５年（令和７年）８月２８日、当会の内川寛元会員（以下「内川元会員」といいます。）が、熊本地方裁判所において、業務上横領の罪で懲役６年の実刑判決を受けました。

　判決で認定された事実は、内川元会員が、当会所属期間中に、「全国Ｂ型肝炎訴訟熊本弁護団」の代表弁護士として業務上預かっていた口座から金９３２９万円あまりを着服したというものでありますが、このことは弁護士に対する社会的な信用を著しく毀損するもので、極めて遺憾と言わざるを得ません。

　当会としては、引き続き内川元会員の刑事事件を注視するとともに、内川元会員に関する一連の事件を重大な事案であると厳粛に受け止め、当会の会員の綱紀粛正を図り、弁護士及び弁護士会に対する市民の皆様の信頼の回復、向上に向けて鋭意努力する所存です。